上唇怪我

3月 9th, 2015 posted by tomoko

週末、お兄ちゃんにおもちゃを取り上げられて激怒して泣きながら追いかけたRyo君。
転けてテーブルに顔を打ち付け、打ち付け方が悪かったのか上唇がえぐれて避けた。
血がダラダラ流れて、スタイにも血がつき、ティッシュで拭くと傷口がえぐれてるのが分かって、お母さんも動揺。
Rayも自分がおもちゃを取り上げたことでRyoが怪我をしたと分かったのか、いつもは「ごめん」を促さないと言えないのに、何も言われる前から泣きながら「ごめんねRyo君!ごめんねRyo君!」と泣きじゃくっていた。
そんなRayをみて、Ryoの怪我で動揺して心配するのと同時にRayのショックも和らげなければと「Rayのせいじゃないよ!だいじょうぶだよ!」とRayを抱きしめた。
Ryoの血をおさえて止血しつつ、救急で診てくれる病院を調べて連絡し、診てもらった。

救急は外科で診てもらったのだけれど、痛みと眠いのとで泣き叫んでいるRyoをタオルでぐるぐるにして押さえつけての手技。
三人がかりで押さえつけられて唇を縫われるRyoをみて、胸がつぶれそうだった。
途中Ryoが顔をよじって、医師が唇にひと針さした針が動いてさらに唇を切ってしまった時には悲鳴をあげそうになった。
なんで睡眠薬か鎮静剤をうって落ち着かせてから縫わないのか・・・。
縫ってもらって家に着くと家族全員ぐったりだった。
医師の説明では、ぱっくり切れた場合は縫えば綺麗にくっつくけれど、打撲して傷口がぐちゃっとなっている場合は綺麗にならないとのこと。
唇、という場所も、どうしても動かす場所なので、縫った皮膚が動きやすい、とも。
一週間後くらいに、抜糸予定。
唇についている青の糸が痛々しい。
週明けの月曜日、救急で行った病院とは違う口腔外科を受診。
歯がぐらぐらしていないことを確認して傷口を診てもらった。
腫れがひいて傷口が綺麗に治ることを祈るのみ・・・。

今回の怪我は楽しみにしていた旅行の前日だった。
東京のお友達の家にお泊まりすることを楽しみに指折り数えていたRay君。
何日も前から、「あと何回ねたらK君のおうちいくー?」「新幹線乗っていくんやんな?」と楽しみにしていた。
Ryoが怪我をした当日の朝も、起きるなり、「あと一回やな!あと一回ねたらK君んちやな!」と嬉しそうに言っていた。
旅行を無理だと判断してRayに伝えること、内心、だいぶ大変なことになるなーと思いながら、旅行中止をRayに告げると、「Ray君がまんする。Ryo君なおったらいっしょにいく。」と。
あっさりで拍子抜けするとともに、への字口のRayの顔をみて、だいぶ我慢していることも、ショックを受けていることも分かった。
自分がおもちゃを取り上げて追いかけて来たRyoが怪我をしてしまったことが十分すぎるくらいRayも分かっていた。
その夜も、その次の朝も、その次の日のお風呂や寝る前も、「Ryo君なおったらいこうな」と、言うRay。
予定していた旅行はもう難しいけれど、Ryoの怪我がとりあえず抜糸したら、なんらか、K君に新幹線で会いに行くシチュエーションを作ってあげねば・・・。

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