Archive for the ‘美術館’ Category

大阪市立交通科学博物館

月曜日, 2月 10th, 2014

市の財政再建のあおりを受け、三月に閉館が決まっている交通科学博物館。
電車や飛行機が大好きなRay君には大好物だらけの施設。
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閉館前とあって、かなりの盛況ぶり。
閉館のニュースが取り上げられてから週末はかなり混むようになったらしい。

大きな電車のジオラマ模型や、実際に車両に乗れる施設。
保存車両の公開。
運転出来るシュミレーターがあったり。
小さい子から小学生くらいまで十分楽しめる施設。
大人だって電車の歴史を眺めたり、楽しい。
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思ったより施設のボリュームも大きく、一日居ようと思えば居れるくらい。
閉館するのが惜しまれる。
鉄道マン達の熱き情熱を感じることの出来る良い施設。
閉館前に、平日にもう一度連れて行ってあげたい。
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大山崎山荘美術館

土曜日, 11月 24th, 2012

緑。
黄色
赤色。

日本人で良かったなぁと思う秋色のグラデーション。

空気は澄んで早くも冬の訪れを感じる。

久しぶりに訪れた大山崎山荘美術館。
紅葉が見頃。

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凛とした佇まい。
秋の彩りが借景。
コンクリートの質感と景色を切り取る直線の潔さ。
こちらの心持ちまでぴんと気持ちが張り、背筋も伸びる。
清々しい。

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Ray君も滑らかなコンクリートの手触りがいたくお気に召した様子。
さすが安藤忠雄氏こだわりのコンクリート。
ベビーにも分かってしまう。
良いものは、良い。
セパ穴(コンクリートを打設する時の、
セパレーターという厚みを固定する器具を除去した時に出来る穴)
に夢中で、指を穴につっこんでほじほじ。
直線をダッシュし、階段も登った。

安藤忠雄建築に、座す。

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一緒に入館して、Ray君もモネをゆっくりと鑑賞。
贅沢な時間。
睡蓮のある庭園も、秋景色。

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山荘の庭園を走り回って運動。
目にも鮮やかな紅葉をバックに…。

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今年の紅葉は気温がぐっと下がったせいか、例年より鮮やかな気がする。
特に紅色が沈んだ色でなく、突き抜けて明るい彩り。

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秋の三連休、きっと京都や紅葉スポットは人混みだっただろうと思うと、
この紅葉の美しさは穴場!
庭園で走り回って、落ち葉で遊んで、
Ray君も自然と紅葉と芸術に触れた一日になった。

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GW宮城帰省①

日曜日, 4月 29th, 2012

GWは一週間ほど宮城県へ帰省。
帰省がてら温泉へ旅行へ行ったり、のんびりと過ごした。
書きたいことも多いけど・・・、ダイジェスト。

塩竃の海の幸を堪能。
息子は食べられず・・・、鯛だけ火を通してもらってぱくぱく。

おじいちゃん、おばあちゃん、
ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんに抱っこしてもらって、息子はご機嫌。
お会いするのは年末以来ほぼ半年ぶり。

実家のお庭で春を満喫。
毎朝おじいちゃんが抱っこして桜を見せにお散歩に連れて行ってくれた。
お庭は綺麗に手入れされていて春満開。


紫山キャスロンでランチ。
久しぶりのお友達と会えて嬉しかった。
息子もおとなしく離乳食を食べてカフェランチ。

松島。西行戻しの松。
帰省するたびに訪れている場所。
家族揃ってお散歩。
冬の景色とは全く違う眺め。
見下ろした時に綺麗に見えるように桜が剪定されているのだとか・・・。
桜を愛でると春だなぁ、とうきうきする日本人の血。
今年もまた、おだやかな気持ちで桜を眺めることが出来て嬉しい。

松島で桜を堪能した後、
念願の来々軒でラーメンを。
その後、美術館に行きたいと、宮城県美術館へ・・・。

建築物としては特に期待せず訪れたものの、
到着した瞬間目に入ったファサードの吸引力に思わず設計者を検索。
前川国男だった。
知ってしまうと見え隠れするコルビュジェの五原則。
奇をてらっていない素朴なシンプルな中に
魅力的な建築物を見た時に感じる心の高揚を感じた。

収蔵品の目玉はカンディンスキーの数点の絵画。
4点並べて展示されていたけれど、
カンディンスキーらしい絵画は晩年の一点のみで、目から鱗だった。

カンディンスキーが生涯の中で作風が変化した画家だとは知らなかった。
ずっとあのカラフルで音楽のような
鮮やかで楽しげなポスターのような作風の画家だと思っていたよ・・・。

絵画の楽しみ方に正解はないけれど、
同じ画家の作品を年代順に並べて鑑賞すると変遷が見えて面白い。
習作と本作を並べて鑑賞するのも好き。

佐藤忠良の彫刻記念館も人も少なくてゆっくりと鑑賞出来た。
息子はベビーカーに乗っておとなしく鑑賞。
そのうち色々お話しようね。

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初めての美術館

金曜日, 1月 27th, 2012

色とりどりの絵画。彫刻。
ほとばしるエネルギー・・・。

国立国際美術館
での、草間彌生 永遠の永遠の永遠展。

ベビーカーの貸し出しもあるし、授乳室もある。
息子も昼間ご機嫌だし、ぐずっても抱っこすればぐずらないので行ってみた。
産後、美術館に行くのは初めて。

地上のエントランス、遠くからでも見慣れた美術館のエントランスが
草間さん仕様の水玉にデコレーションされていた。
草間さんの作品の魅力はポストカードや図録ではなく、その空間を愉しむことだと改めて思う。

地下のエントランスにも、水玉のオブジェ。

モノクロの絵画、鮮やかな彩色の絵画。彫刻。
反復、連続、挑発、エネルギー。

現代美術の作品を鑑賞していつも思うのは、
大きいことは単純にそれだけで空間を支配するなぁということ。
今回も、圧倒的にこちらにぐいぐい迫ってきた。

息子、ぐずったものの、抱っこでご機嫌になってくれたので、ゆっくりと鑑賞。
折り紙を購入。

収穫だったのは、こちらの美術館のキッズルーム。
授乳室の隣だったのだけれど、たくさん絵本が置いてあった。
半分くらいは、いわゆるよく見かける名作絵本。
半分くらいは、マニアックな絵画関係の絵本。
この絵画関係の絵本が面白かった。
小学館のアートブックシリーズは、少しずつ集めているところなのだけれど、
それ以外にも画家の生涯を絵本で描いている絵本や、
画家や現代美術作家が描いた絵本、などなど。
息子には芸術を愛でること、感性を磨くこと、
色々な楽しみも知って欲しいなぁと思っている。
これから息子に与えたい絵本がたくさんあった。

とりあえず、一冊購入。
完全に、自分の趣味です。
ル・コルビュジエ―建築家の仕事
ル・コルビュジエ―建築家の仕事

建築に詳しくない人が読んでも、「ル・コルビジェ」ってこんなことをしたのか、と分かる本。
近代建築の五原則から、コルビジェの作品、都市計画、など。

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