幼稚園入園

4月 23rd, 2015 posted by tomoko

夫婦二人で何度も話し合い、この四月から年少として幼稚園へRayが入園。

Rayにとって良い環境、良い経験を積める場はどこか、Rayの性格も踏まえて考えて考えての決断。

メリットはやはりのびのびとした教育方針とRayの創造性を伸ばしてくれそうでたくさんの経験が積めるのではというところ。

デメリットは大部分のお友達は通常保育の中、毎日預かり保育で夏休み冬休みも通常の幼稚園児は登園しない環境になること。みんなが同じ環境で両親がお迎えに来る時間が遅くても疑問を抱かないであろう保育園と違って、淋しい思いをさせてしまうのではないかということが懸念だった。

幼稚園として預かり保育をしているので同じ環境のお友達がいるとはいえ、デメリットを考慮してもメリットの教育内容がそれに見合うものなのか、保育園では体力もついてたくましくなるだろうしそれはそれでいいんじゃないか、考えて悩んで出した結論の幼稚園入園。

新しい環境だけれど、毎朝弟のRyo君か同じ園内の保育園に入園したこともあり、兄らしくRyo君を励ましながら朝は元気に登園している。先生も大好きなようだし、日中は楽しく過ごしているようでまずは一安心。

毎日創作遊びもあるのか、かばんに絵や拾ったまつぼっくりや葉っぱ、空き箱で作った工作物や折り紙の作品など、毎日毎日色々持って帰ってくる。 

 

楽しく過ごしてくれているのかな、と、作品を見せてもらってRayのお話しを聞くのが毎夜の日課。

ハードルは午後2時からの預かり保育。年少から年長までの預かり保育の園児全員での縦割りクラスへの移動。まだ幼稚園自体にも慣れていないところに大きいお兄ちゃん達との預かり保育。帰っていくお友達をバイバイして見送ると自分はなぜ帰れないのかと涙目で預かり保育のクラスへ向かって行ってるよう。おむかえに行った時は楽しく遊んでいるし笑顔だったりもするけれど、大きいお兄ちゃんに圧倒されて本来のRayの感じではなくおとなしく遠慮がちに所在なさ気に遊んでいる様子が想像にかたくない。おもちゃの取り合いなどで嫌なことがあっても先生に気付かれていなかったり我慢してたりするのかなぁ、と、親としては気がかり。騒ぎ立てるタイプでも泣きわめくタイプでもなく、ひっそり涙を目にためて悲しむタイプなので先生にも何かあったと気づいてもらいにくいんじゃないか、と。

今朝Rayには、いやなことがあってもがまんしなくていいよ、と伝えた。

やめて、いやだ、とおくちで大きな声で言うんだよ、と。我慢してためこまなくていいよ、と。大きな声でいやだって言ったら相手に聞こえるし、相手がそれでいやなことをやめてくれなくても先生が気づいて聞いてくれるからね、と。相手に、いやだ、ってちゃんと言うんだよ、相手が聞いてくれなかったら先生にちゃんと「ぼくはいやだった」って言いに行くんだよ、と。

寂しい思いを感じさせてしまうかもしれない預かり保育も、デメリットばかりではなく、年長の子達は楽しく遊んでいて、年長から年少の縦割りの中での関わり合いの中での成長はRayにとってプラスになると思っている。通常の幼稚園ともう一つの幼稚園へ行っているような。二つの環境を通してRayにいい刺激と経験が得られますように。

二つの環境に慣れるのが、まだまだ小さな3歳のRayには大きなハードル。大人だって新しい環境に新しいお友達の環境は緊張するもの。親として出来ることはまずはたくさんたくさん話を聞くこと。Rayと向き合う時間をちゃんととって、Ray君のお話や思いをRayが伝えれる存在と場所であるようにすること。

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