大切な存在だよ

1月 5th, 2015 posted by tomoko

新年、10日ぶりの保育園の登園。
年末前の土日祝もあり、飛び石で保育園に少し行っただけなので、実質二週間以上ぶり。

車で保育園に送って行くと、保育園の前に着くと、
「おかあさんもいっしょにほいくえんいく?」
「きょう、ほいくえんおかあさんもずっといっしょにいる?」、と。
お昼寝終わったらお迎え行くからね、と話すと、
「いやや。おかあさんとずっといっしょがいい。」
と涙をぽろぽろ。
車の天井をあおいで、あーんあーんと泣き出した。
「いややいややー、おかあさんとな、ずっといっしょがいい。」
「だってな、だって、おかあさんがだいすきだから。」

保育園の登園でぐずったのが本当に本当に久しぶりで、切なくなってしまって、もう今日は休ませて一緒にいようかと思ってしまった。
かける言葉も見つからず、車の後部座席にいき、ただRay君をぎゅーっとして頭をなでた。

しばらくすると、泣き止み、頭をなでられるままだったRay君。
「いく。」と自分から車をおり、保育園のインターホンでも大きな声で名乗り、普通に登園していった。

抱きしめて頭をなでていた時間はものの二分くらい。
たかが二分。されど二分。
無理やり説得したり声をかけたりせず、ただ抱きしめて頭を撫でていたのが良かったのか。
確実なのはRay君にとてもとても大切な二分だったということ。
伝わったのか、納得したのか、彼の中の二分での変化は分からないけれど。

ただ、おかあさんと一緒にいたい、と泣いていたのは、Ray君の掛け値なしの本音。
保育園に行ったら行ったで楽しく過ごしていて、それも本当のRay君ではあるのだろうけれど。
色々なものを取っ払った時に一番に残るのはおかあさんとおとうさんとRyo君といたい、なんだろうか。
冬休みの間の家族の時間、嬉しくて楽しかったんだろうな。

言葉も通じて大きくなったとはいえ、まだまだ小さな三歳児。
気持ちに無理をさせないよう。
我慢をさせないよう。
Ray君が大切なんだよ、ということがちゃんとRay君に伝わりますように…。

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