Ryo君の入院記録

11月 28th, 2013 posted by tomoko

悪夢のようなあの日から9日目、退院したRyo君。
あんなに小さな身体に大怪我をさせてしまい、後悔してもしきれない。
入院中、何度も落ちた瞬間が蘇った。
また、落ちる前に抱っこひもの外れに気づいてRyo君を落とさずにすんだ夢を何度も何度も見た。

今後のために、余計な感情は省いて、事実をまとめておこうと思う。

◼︎初日
11/19、Ray君の保育参観があった日の夕方、Ryo君が抱っこひもから落下した。
落ちてすぐ大泣き。
胸の高さくらいしか落としたことになるので頭が真っ白に。
すぐ泣いたから大丈夫、と、とりあえず家に帰ったが、たんこぶで頭が腫れてきているし、落ちた高さが高さなので救急車で救急外来へ。
超音波エコーで内臓と頭を診察。
頭が骨折が分からない、とCT検査。
結果、頭蓋骨骨折、出血も有り、即時入院。出血が広がれば手術が必要なので二時間後再検査とのこと。
おっぱいが飲めるか分からないので水分の点滴がつながれた。
二時間後、再検査。
出血は広がっておらず、このまま吸収されるであろう量なので手術はいらないだろう、と。念のため翌朝も広がっていないか再検査しましょう、とのこと。
Ray君は入院病棟に入れないので祖父母に迎えに来てもらって祖父母の家へ。
Ryo君とお母さんは入院。
入院時の夜、嘔吐、けいれんもなく、おっぱいも飲んでくれた。

◼︎入院翌日検査
入院翌日検査。
出血は広がっていなかった。
検査の画像を見ながら説明を受けた。
頭蓋骨の骨折。脳の表面に出血。
気になるところとして、脳と頭蓋骨との間の幅の左右での違い、頭蓋骨が剥離しているような割れ方の箇所を指摘される。
脳の損傷は画像で見る限り見られない。
画像で分からないくらいの表面の傷はあるかどうかは分からないが、後遺症はない可能性が高い。
画像で分からないくらいの傷があるかはMRIになるが、傷が例えあったとしても出来る治療はないので、CTの画像で損傷が見られない以上今撮る必要性はない。
出血は吸収されるであろう、とのこと。
幅の違いは指摘されたものの、こういう子もいるので心とりあえず心配ない、とのこと。
剥離しているような部分について、元々たんこぶのような盛り上がりがあり、健診では分娩時の吸引の名残だと言われていた旨を先生にお伝え。

◼︎入院中
おっぱい通常通り飲めていた。
量も計測し、問題なし。
嘔吐なし。
けいれんなし。
見た目変わらず元気。
良好な経過。

◼︎入院8日目退院前検査
たんこぶはほぼひき、出血もほとんど吸収されてなくなっていた。
今回の落下での骨折は、まだ頭蓋骨が今からくっついて出来上がっていく新生児の頭蓋骨なので時間の経過でくっついていくだろう、とのこと。骨折部分に段差はあるが、微小な段差なので骨の元に戻ろうとする力で修正されるだろう、と。
追ってフォローでみていくことになる、とのこと。
剥離しているように見える部分について、小児の脳外科を診ている先生に診てもらった方が良く、紹介状を書きます、と。

◼︎退院
入院中食欲旺盛、嘔吐なし、けいれんなし。
問題なく退院出来た。
後遺症も、今判断出来る限り、という枕詞はつくものの、ない可能性が高いと言ってもらえた。
退院した足で、紹介状を書いてもらった病院外来へ。
診察結果は、小児の脳では良く見られるもの、らしい。
分娩時か頭を打った時のたんこぶのような血腫の上部の部分が骨化(?)して固くなり、CTで骨のように白く映る、とのこと。
時間が経過すればなくなるものらしい。
どちらにしろ骨折の件でフォローしていくので、経過観察、とのこと。

専門医に診てもらえて気がかりも消え、とりあえず現時点では一息ついた。
そもそも赤ちゃんの骨は何枚にも割れているので、骨折しているからといってベビーカーやチャイルドシートも普通にOKとのこと。
過保護になり過ぎずにお散歩には連れ出した方が良いようなので、近所の緑地をお散歩したい。
見た目、とっても元気なRyo君。
むしろぐんぐん成長し、起きている時間が増え、にやっと笑ったり、はっきり追視するようになったり、成長がみえる。
今回のことで、日常が突然非日常になること、子供を育てる責任の重さを再痛感した。
二人目で、どこか気がゆるんでいたところが有るのも否めないと思う。
かけがえのない大切な存在。
家族四人、笑顔で健康に日々過ごしていけますように…。

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