当たり前の日常が幸せであること

2月 18th, 2014 posted by tomoko

一ヶ月ほど前、友人の奥様が亡くなられた。

出席した告別式で流れる故人の映像DVDが上映され、その映像には何枚も何枚も家族写真があった。
残された子供達は娘さんが二人。年は3歳と6歳。
家族四人の笑顔が溢れたたくさんの写真。
上映されたDVD映像の最後の一枚は、二人の子供達を両腕に抱いて満面の笑みを浮かべている奥様の姿だった。
闘病生活の中、旦那様と二人の娘さんの存在がどんなに大きかったか・・・。
喪主は友人で、告別式の間中、寝てしまった次女を抱いて喪主を務められていた。

自分達にもRayとRyoという二人の息子に恵まれた中、どうしても自分自身に置き換えて考えずにはいられなかった。
その子供達の成長を見る自分の命が限られたものである時、どんな気持ちで子供達を抱きしめていたんだろう。
どんなにか一年後、二年後、成人するまで、もっともっと先まで、成長を見届けたかっただろう。
旦那様、子供達と、その先の日々をどんなにか一緒に過ごしたかっただろう。
旦那様と、お互い年をとったね、と一緒に年を重ねて笑い合いたかっただろう。

RayとRyoの成長をすぐそばで二人でみれること。
家族一緒に日々を過ごしていること。
家族四人に今日があること、明日があること、その先があること。
当たり前の日常が此処にあることが、幸せであること。
忘れないように・・・。
RayとRyoの寝顔を眺めながら、改めてそう思う。
二人とも、どんな男の子に成長していくかな?
すくすく元気に成長してくれますように。
そしてその成長をそばでみることができますように。
奥様のご冥福をお祈りすると共に、これからの友人に心からのエールを。

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